why not

眠りの国に花束を

眠れる姫君におとぎ話を


眠れる私に不思議な夢を。

why not
ーShape of my happinessー

ふわふわした気分になりながらも、どうにか私は自分の島にたどりついた。
そして、体を丸めて眠る。
ひざを抱えて、目を閉じて。
夢の中で、私は今とは違う自分になる。
例えば異国のお姫様だとか退屈そうな男の子だとかひなたぼっこをする猫だとか。
とても不思議な気分だ。
そんな不思議な出来事の中にいられる事を私は嬉しく思う。
まあ、夢だけど。

そんなわけで今日も夢を見る。
ふわふわした気分に浸りながら。





ーーーーーーーーーーーーー
「だぁーッ！あかん疲れるわ」
そう言ってる今も疲れとる。
あかん。自分に突っ込んでしもうたわ。
それはまあ置いといて、とにかく俺は疲れとる。
何故って？決まっとるやろ？
他人への気配りのしすぎ。
つまりは、自分のせいってわけや。

・・
・・・・
さあて寝るか。


ーーーーーーーーーーーーー


夢の中で、辿り着いたのはなんとまあ、奇怪な事に
自分の島だった。もしかして現実？と思ったけど、島にあるはずの物がいくつかない。
つまりは夢の中、って事かな？
まあいいや。
考えすぎると頭がぐるぐるして、疲れちゃうから。
「・・・あれ？」
他の人がいる。
珍しい・・。
まあ、夢だから。
そんな、オチだよ、きっと。

「おい」
「はい？」
目の前に男の子が立っていた。
綺麗な黒い髪。男の子にしては長いかな。
年齢は私と同じか、私より少し下くらい。

「で、何でしょうか」
ゆらゆら揺れる木についた飾りを私は止めようとした。
こんな時ぐらい、落ち着いて話そう、と思いつつ。

「何で俺の夢の中にお前がおるんや？」
はぁ・・
私と同じ事考えてる。
「・・それはこっちの台詞です。」

まあ、夢だしオチはあるはず、喧嘩でも売ってみようか。

「・・あのなあ・・」

何かを言いかけて、やめる。
何を言おうとしたんだろう。

気になる。

不思議でたまらない。

そう思った瞬間。

「「へ？」」

落ちる感覚。

何でこんな時目覚めるんだろうか。
全く都合が悪い。


起きたら見慣れた場所だった。
さっきも見ていた場所だった。
「・・夢か・・」
こんなにこの言葉が似合う夢を初めて見た気がする。







そういえば餌が足りなかったけ。

買いにいかなきゃ。





その後私がやどかり亭で見たのは―


「「あれ？」」




［あとがき（言い訳］
あぅあぅあぅあぅあぅうんん（ぇ
何かよく分からない話になってしまいました。（汗
つか二人ちゃんと使えてねーよ、みたいな。
設定がうまく活用出来ませんでした。なんかもう色々すいませ・・！！
後、関西弁ってこれで合ってますかね？（爆死

こんな話ですいませ・・！！
クッキングパパン様、クッキングルグルさん、
ひゅうひゅう様、ぽぉーぽぉー君、
書かせて頂きどうもありがとうございました。

お疲れ様会でもよろしくお願いします

［補足説明］
ーShape of my happinessー
私の幸せのカタチ