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リヴリー擬人化中心。
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あさつき
性別:
女性
職業:
ニート寸前学生
趣味:
絵描き、ゲーム、読書
自己紹介:
うちの子溺愛中。
バレンタインイベントを密かに楽しみにしてます。
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私の思い出の中の、優しい少女

DIVA
 ーgive me a reasonー



またあの子だ。
噴水前で誰かを待ってる少女。
昨日も一昨日もその前もずっとずっとあそこに立っていた。

「・・はぁ・・」

少女が溜息をつく。

来ないなら待たなければいいのに。
そんな風に思う。

***

「・・あの」
その子に話しかけてみる。
その子は笑ってこう言った。

「遅かったね、ゅずさ」
あれ?どうして私の名前を?

そう私が言うと、その子は言う。
「だってあなたは私だもの」

意味が分からない。
じゃあ、私とあなたは同じ人間なの?
と言おうとしたが、寸前で止めた。

馬鹿らしい、私をからかって誰かがやったんだ。そう思った
「あら、いたずらじゃないわよ?」
私の心を読んだように言う。

くすくす笑いを止めずに、私が一番嫌いな表情で笑いながら。
「やめてよ、怒るよ?」
「あら、あなたの顔でしょう?」
くすくすくすくす・・
そんな声が頭の中で響いていて、
不快な気分をもの凄く感じた。

頭上から一番嫌いなものが降ってきた。

**

「夢・・だよね。」
それにしてももの凄く嫌な夢だ。
背中は汗で濡れて気持ち悪いし・・一体なんだったんだろうか?
夢の続き、と言うかあの少女の事が気になる。


***

「・・あの」
少女はこちらを見た。
ー夢と違って驚いたかのように。
「私に、何か?」
綺麗な声だった。戸惑ったようなそんな口調が、似合っていた。
「ずっと待ってるから、気になって・・・」

ああ、そう言う事ですね。と困ったような顔で笑った。
「誰を待ってるのかも忘れてしまって・・
毎日待ってれば誰か来るのかなぁ、なんて」
相変わらず困ったように、笑うその少女はなんとなく綺麗な気がした

「そうなんですか・・大変ですね」
そう口にして、他の言葉が思いつかない私にその少女は言った。
「ありがとう。優しいんですね。」
その事がなんとなく嬉しかったんだ、と思う。


***

「あ・・」

あの数ヶ月後、町中のテレビで歌を歌うあの子を見つけた。
とても、綺麗だった。






【あとがき】
えぇと・・全く意味のない話ですいません・・
夢の意味がありませんよね。
まあ、きっかけって事でb(グッ(チネ
なんとなくほのぼのな感じが出したかったんです。そうなんです。
最後のあれは、タイトルの意味を無くさないためなんです。
なんかもう、ゅずさちゃんらしさが出せてなくてごめんなさいorz

樹菜李様宅ゅずささん、本当にお疲れ様でした。
お疲れ様会までしばしご辛抱下さいませ。
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